もう一つの自分の顔

婚活を始めると、いや、恋愛をすると、今までは気付かなかったもう1人の自分に出会います。
おねだり上手な可愛らしい自分、嫉妬心メラメラな自分、ダメだーと卑下してしまう自分、私だけみてて願望のわがままな自分、甘えん坊な自分、さみしがり屋な自分など・・・

意外な自分に気付いた時、あなたはもう一つの自分の顔をどのように受け止めますか?

今回は、そんな「もう一つの自分の顔」の正体をお伝えします。

目次

恋をして知るもう一つの顔

恋から愛へ、愛から信頼へ!

恋愛のステップは一足飛びには進まないものですが、恋の段階では、相手よりも自分の感情を優位にしがちなのが私たちです。今までは気付かなかったけど意外と甘えん坊。今までは、それ程でもないと思っていたけど意外と嫉妬深い。など、普段の自分を変えてしまうのが恋愛です。

果たして、この「もう一つの自分の顔」の正体とは何なのか?それは、ズバリ心の在り方です。笑
なーんだ。と聞こえてきそうですが、この正体が実は曲者なんです。

なぜ曲者かと言うと、もう一つの顔が、生き方や価値観、幸せ度数など全てを表してしまっている事によって、恋愛や婚活の結果や、結婚の行く末を左右してしまうからです。

もし、意外な一面に気付いた時あなたはどのように受け止めますか?
意外とお茶目で可愛い自分などポジティブ一面ではなく、嫉妬心や猜疑心、支配欲や征服欲、愛憎心や執着心など、人は多かれ少なかれ必ずネガティブな一面を必ず持ち合わせていてます。

もう一つの自分の顔に気付いている人は、上手にコントロールしてバランスを保っていますが、気付かない人・気付こうとしない人・気付いていないふりをする人・気付けない人などにとっては、かなり曲者になります。

婚活なら結果に繋がらない、恋愛ならダメな相手ばかり引き寄せる、結婚なら相手を間違えたと後悔しながら我慢する。のように、幸せを左右してしまうからです。

ならば、何に気をつけたら良いのでしょうか?

顔立ちより顔つき

婚活では、相手のプロフィール写真やパーティなど、どうしても顔が気になってしまうのは否めません。
ただ、その際に意識して欲しいのは、顔立ちよりも顔つきです。

キラキラ顔は内面を表す鏡キラキラ

シェークスピアの名言に【ひとつの顔は神が与えてくださった。もうひとつの顔は自分で造るのだ 】とありますが、私達が今世に生を受けた時に与えられた、ご先祖様の遺伝子を受け継いだ顔とは別に、自分が作り出す『もう一つの顔』があります。
何をして、何を感じ、何を志して生きてきたのかなど、年齢を重ねるほど、自分が積み上げてきたことが顔に表刻まれるのです。

これまたシェークスピア作『ベニスの商人』一節ですが、【どうせ年をとるなら、陽気な笑いでこの顔にシワをつけたいものだ。】とあります。
ちょっとした顔の表情グセが年数をかけてシワになり、その人が歩んできたそのままを表します。
表情グセとは心の現れなので、いつも不満ばかり言っている人は口元にへの字シワが入るし、猜疑心の強い人は眉間にシワが入るし、いつも笑顔の人は目尻に優しいシワが入ります。

また、表情は態度にも比例します。それを身に纏ってオーラや雰囲気なんて表現もしますよね。

私は顔相学者ではないので、どこの何がどうなら良い。とは説明ができませんが、仕事柄、お客様や生徒さんとはかなりディープな会話をする機会も多く、いくら顔立ちが整っていても、考え方など内面的な事が歪んでいると顔つきが変わる事を実体験しています。
ステキな相手と巡り会いたいなら、そこ!を、しっかりと見て欲しいと思います。そして、あなたも鏡を見直してみて下さいね。

女性の顔は、請求書より領収書

ジャーナリストで社会評論家の大宅壮一氏の言葉に【男の顔は履歴書 女の顔は請求書】とあります。お金や権力を持っている男性に対し、美しい女性ほど多くの請求ができるといった意味なのだそうです。

この言葉を【くれくれ女性の請求書】【満足女性の領収書】と、女性の部分だけ言葉や意味合いを変えて考えてみて下さい。

今や、与えることをせずに求めるだけのくれくれ女性が増殖中です。
ダメな相手を引き寄せてしまう人の共通点には、あんなに尽くしたのに。など、見返りを求める傾向の人が多いです。厳しい言い方をすれば、見返りを求めるのは恋でも愛でもなく自惚れです。
こんなに尽くしたのだから、愛されるのが当たり前。こんなに尽くしたのに、愛さない相手が悪い。など、自己愛強しの自分軸で評価判断していると、それこそくれくれ女に成り下がってしまいます。
そんな女性は、見るからに請求書の顔つきをしていているので、男性は本気にはなれません。

それに対し、長く男性から愛され続ける満足女性の共通点は、普段から感謝の心と言葉を忘れない女性が多いです。
愛されるから感謝できるのか?感謝するから愛されるのか?鶏が先か卵が先か・・・のような、因果関係の話に聞こえるかもしれませんが、長く愛され続けている女性は、愛されようと思って愛されていない。って事だけは、明白にお伝えできます。

男性は、好きな女性を喜ばせたいと思う本能があります。彼女に喜んでもらえたー。役立てたー。などの喜びが自信につながります。
些細なことでも彼がしてくれた事に素直に感謝が出来るから、もっと喜ばせたくなる=愛され続けると言うわけです。

バリキャリの女性や自立心の高い女性は、男性から何かをされた時に素直に喜べない傾向にあります。
自分から何かをしてあげることは得意でも、何かをされることが苦手なのです。
もし、あなたがそうだったとしたら、長く愛され続けるためにも素直に喜ぶ訓練をしてみて下さいね。

心の美人は愛される

アメリカの大学教授ダニエル・S・ハマーメッシュ氏は、著書『美貌格差-生まれつき不平等の経済学』(東洋経済新報社)で、「美人はそうでもない人よりも生涯約3000万円得をする」という調査結果を発表しています。
また、一色由美子さん著書『ニューヨークミリオネアの教え幸せをつかむ人ほど「見た目」にお金を使う』(大和書房)でも取り上げられており、耳目にした人もいらっしゃると思います。

ふむ。いつの世も美人は得って事なのか?

見た目は美しいに限る!と言う男女も多いでしょうが、長年、男女の恋愛に関わっていて、美人=愛されるという方程式は違うと感じます。
現代は、簡単に整形だって出来るのだから生まれ持った顔を変える事は可能ですが、内面だけは、中々整形できません。
何度もお伝えしますが、外面(顔つき)は内面を映し出しています。

どんなに顔立ちが良くても、顔つきが悪ければ相手から遠ざけられるし、多少整っていない顔立ちであったとしても、顔つき一つで美人顔に変化します。
結婚という長年を過ごすには、自分も相手も、第一に心の美人を意識しましょう。

遺伝子のターニングポイント

遺伝子研究をしている知人の話では、受け継いだ遺伝子は40歳前後を境に、その効力の有無が変わると言われているそうです。ネットで40歳遺伝子と検索するとたくさん出てきます。

体も心も40歳がターニングポイント!

内面も外面も今まで蓄積されたことが現れてしまう年代だからこそ、勝負は今です。
新たに「もう一つの自分の顔」を作るためにも、過去の恋愛や婚活の相手や出来事を思い出して下さい。
必ず何かしらの気付きや学びがあるはずです。
◎ 過去の経験から理想の相手を考える婚活計画書セミナー

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MICHIE
あなたの顔は何を物語っていますか?

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恋愛には〔学ぶ恋〕と〔育む愛〕の2種類がありますが、結婚には〔互いの信頼〕が何より大切です。本当に大切なものは、なかなか自分1人では気が付けませんが、一歩ずつ「悩み・学び・認め・成長する」恋愛プロセスを通じて、1人でも多くの男女が強い絆を結べるように!その小さな一歩が、未来の大きな一歩に繋がるように想いを込めながら「あなたらしさ」を支援をしています。