健康よりも仕事を優先にしがちな40代の男女は、ダイエットやジムが良いなどで体型改善するよりも、もっと先に体質改善を意識する方が大切なんだよー!と、実体験から強く感じています。
心も体質も変化を始める40歳を過ぎたからこそ、◎ 恋愛・婚活にはミネラルバランスが大切!では「ストレス原因で引き起こされる症状」を紹介ました。
今回は、「40歳からの体質改善」として40代に特に不足しているミネラルの症状と原因を紹介します。
目次
ミネラルとは
ミネラルとは、人の体に必要と言われている5大栄養素の内の一つで、大地を構成する元素のことを言います。
人の体は、炭素(C)・水素(H)・酸素(O)・窒素(N)の4つが全体の約96%で、残りの4%にあたる約100種類近い元素の総称がミネラルなので、ミネラルは体の一部とも言えます。
人間には、毎日70種類以上のミネラルが必要であり、これらを摂取することで人間の体は正常に維持することができますが、これらが不足すると様々な症状が出ます。
有害ミネラルが蓄積する原因とは
栄養のために取っている食材の中にも、有害ミネラルとされるものが含まれています。
例えば、米、タバコなどには(カドミウム)、缶詰、アルミ鍋には(アルミニウム)、マグロ、カジキなどの大型魚には(水銀)、海藻、ひじきには(ヒ素)、女性が毎日使う化粧品には(鉛)など・・・
食品、調理器具、化粧品以外にも、大気や土壌汚染、海水や水道水など、生活環境から少量ずつ体に入り、有害ミネラルとして蓄積されることで、必要なミネラルや酵素の働きを妨害し、活性酸素による様々な症状を引き起こします。
また、偏食や野菜抜き食事、コンビニ弁当や外食などの不規則な食生活や、運動不足などで代謝機能を低下させてしまい、有害ミネラルや老廃物をデトックスが出来ていないことも大きな原因の一つです。
有害ミネラルが蓄積されると、倦怠感、疲労感が抜けない、風邪をひきやすいなどの体調不良、便秘、肌荒れ、アレルギー症状、生理不順、ホルモンバランスの崩れ、頭痛、集中力欠如、情緒不安などとして症状に出ます。
もし、あなたが最近体調不良を感じているなら体内からのサインかもしれません!
40代男女に足りないミネラルとは
数あるミネラルの中でも、40代男女には【亜鉛・鉄・カルシウム・マグネシウム】が不足しがちだとデータでも発表されています。これら4つのミネラル不足の原因と症状を紹介しますね。
亜鉛
亜鉛不足は、そもそも、亜鉛を含む食材を摂取することが少ないことや、亜鉛の摂取量が少ないことが原因と言われます。
また、亜鉛の吸収を阻害する働きがある食物を摂取していることが挙げられます。例えば、アルコール類の分解にもたくさんの亜鉛が消費されるし、インスタント食品などに含まれている添加物を摂ることで、亜鉛の働きが活性化されます。亜鉛が消費されることが原因で亜鉛不足になります。
【症状】味覚障害、脱毛症、免疫力低下、食欲低下、貧血、不妊症、皮膚炎、口内炎、動脈硬化など
【1日の亜鉛の推奨量】
・成人男性: 8~9mg
・成人女性:7mg
亜鉛を特に多く含む牡蠣、あわび、するめ、豚レバー、牛肉、卵、チーズ、高野豆腐、納豆、えんどう豆、切干大根、アーモンド、落花生などを意識して撮りましょう。苦手な人は、サプリメントで補うことも出来ます。
鉄
鉄不足は、インスタント食品や、ダイエットなどの偏食による鉄分不足、月経のある女性なら、経血で鉄分を多く失うことが原因と言われます。
【症状】貧血、倦怠感、めまい、耳鳴り、動悸、息切れ、眼瞼結膜、爪の変形(爪が薄く平らになる)、舌炎、口角炎、異食症(氷を食べたがるなど)など
【1日の鉄の推奨量】
・成人男性:7.0mg~7.5mg
・成人女性:10.5mg
鉄は、豚レバー、ほうれん草、切り干し大根、卵などに多く含まれます。
鉄分は、肉や魚類などに多く含まれる「ヘム鉄」と、野菜や海藻、貝類などに多い「非ヘム鉄」があります。
非ヘム鉄は、ヘム鉄に比べ吸収率が低いので、動物性タンパク質やビタミンC、カルシウムと共にとることで、より鉄の吸収率を高めることができます。
また、ビタミンB12や葉酸を一緒に摂ることで、体内で血を作り出す造血を助けます。
カルシウム
カルシウム不足は、主に、糖分や炭酸飲料の摂り過ぎ、ビタミンD不足などが原因と言われます。肉、小魚、牛乳にはカルシウムが多く含まれますが、タンパク質も多く含まれます。動物性タンパク質と一緒に摂ることで腸内の窒素残留物が増加します。それを排出するために、カルシウムと亜鉛が必要となる為、カルシウム不足に繋がると言われます。
【症状】免疫力低下、骨粗鬆症、便秘、認知症、うつ、精神不安など
【1日のカルシウムの推奨量】
成人男女:最低650mg以上、最大2300~2,500mg
牛乳1杯(200ml)に、約220mgが含まれます。
カルシウムは、大豆製品、骨ごと食べられる魚、いわしの丸干しなどに多く含まれますが、カルシウムの吸収を高めるビタミンDが多く含まれる、鮭、サンマ、あじ、しめじなどのキノコ類も一緒に撮りましょう。
また、ビタミンDは、日光を浴びること体の中で作られるため、太陽のビタミンとも呼ばれますので、朝日を浴びるなど日光浴もオススメです。
注意:日中の日光浴は紫外線防止もお忘れなく!
マグネシウム
マグネシウム不足は、飲酒、ストレス、過度なスポーツなどが原因と言われます。マグネシウムが不足すると、骨の形成などに影響が出ると言われます。骨粗鬆症はカルシウム不足が直接的な原因ですが、マグネシウム不足も関わっています。体内のマグネシウムが不足すると、それを補うため、骨に蓄積されているマグネシウムが流出しますが、その時、骨を構成しているカルシウムも同時に流出してしまうからです。このように、マグネシウムはカルシウムと仲良しです。また、キレやすい人は、マグネシウム不足とカルシウム不足であるとも言われています。
【症状】肩こり、疲労感、食欲不振、高血圧、心臓疾患、脳梗塞、貧血、不整脈、イライラ、集中力低下、アルツハイマー型認知症、パーキンソン病など
【1日のマグネシウムの推奨量】
40代男性:男性370mg
40代女性:女性290mg
疲労感を感じた際に、脳のエネルギー源として多少の糖分を欲しますが、もしそれが、チョコレート限定だとすれば、マグネシウム不足の可能性もあります。
にがり(塩化マグネシウム)を使って作る豆腐、ワカメ、昆布、ひじきなど海藻類、緑黄色野菜、ナッツ類、粗塩(ミネラルを多く含む)など意識して摂るようにしましょう!
体質チェック
私は、健康支援として「ミネラルヘルスコーチ・プロ」という資格を取得していてます!
婚活を入り口に、個別相談やセミナーなどでお会いした際、ミネラルバランスが崩れている人は外見でも分かるので健活アドバイスをしていますが、専門的に有害ミネラルがどのくらい蓄積されているのか、また、何のミネラルが不足しているのかなどを検査する事もできます。
ミネラルバランスチェック
オリゴスキャン(OligoScan)というシステムを使ってミネラルバランスのチェックをします。
オリゴスキャンとは、手のひらを吸光光度法によりスキャンする事で、組織や血管壁に沈着している有害ミネラル14元素と、必須ミネラルや参考ミネラル20元素を測定するシステムのことです。
有害ミネラルは毛髪で測定することもありますが、オリゴスキャンは手のひら(体内)の蓄積を直接測定できます。光で測定するので、全く痛みもなくわずか数分で測定結果が出ます。
酵素体質チェック
酵素体質チェックは、生活習慣の質問、体型などの測定、アロマを使ったチェックから4タイプに分類されます。酵素体質チェックにより下記のようなことが推測できます。
・食べたものがきちんと消化されているかどうか
・糖化ストレス、酸化ストレスが過剰になる可能性の有無
・腸内フローラの状態
・有害ミネラルが蓄積されやすいかどうか
・体質別の大まかな性格の傾向
・体質別のミネラル不足の傾向
・体質別の気をつけないといけない疾患 など
持って生まれた体質が分かる為、生活習慣や食習慣の見直すポイントが詳細に分かります。
◎ こちらから簡易的なセルフチェックが出来ます
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